マインドフルネス瞑想を続けるための秘訣とは?
当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べています。前回は、「瞑想が生命力を高めるのに効果的な理由」について述べましたが、今回は「マインドフルネス瞑想を続けるための秘訣」について書いていきたいと思います。
前回の記事では座りながら行うマインドフルネス瞑想を簡単にご紹介しましたが、実は現在の瞬間瞬間に気づいていくためのトレーニングであるマインドフルネス瞑想はどんなシチュエーションでも応用が可能です。
例えば、歩いている間に、足裏の感覚に意識を集中させ。地面に右足が着いたら「右、右、右」、左足が着いたら「左、左、左」と実況中継していきます。
もしジョギングを行なっているのであれば、足の動きが早いので、右足に地面に着地したら「右」、左足が着いたら「左」と実況中継していきます。
しかし始めたばかりの頃は、気づいたら、誰かにメールを打たなければならないことや、夕食のことなど、様々な雑念が浮かんできてしまいます。
その際は、早めに雑念に気づき、「雑念、雑念、雑念」と心の中で唱えて、再び足裏の感覚の実況中継に戻っていきます。
この移動しながらのマインドフルネス瞑想は自転車をこいでいる間でも応用が可能です。
ただし、周りに注意が向かなくなるほど足裏に意識を集中しすぎるのは、事故の原因になるため、絶対に避けてください。
ジョギングやサイクリングの間も、五感で景色や風、音を感じてみる
また、ジョギングやサイクリングを行なっている間は、五感を働かせて目の前の風景や様々な音、吹いてくる風などを感じてみるのもお勧めです。
例えば森林公園のような場所を走っている時に、小鳥のさえずりが聴こえてきたら、「小鳥、小鳥、小鳥」や「さえずり、さえずり、さえずり」などと、サティ(気づきの言葉)を入れて実況中継していきます。
気持ちの良い風が吹きつけてくるのを肌に感じたら、「風、風、風」、木々の美しい緑が目に入ってきたら、「緑、緑、緑」など、なるべくシンプルに実況中継していきます。
また、例えばランニングしている間、自分の呼吸に感覚を向けながら走り、さらに、自然を感じるようにしても気持ちよいです。
森の中は日頃の喧騒を忘れ、マインドフルネス瞑想で自然そのものを感じる絶好の場です。
以上、マインドフルネス瞑想を続けるための秘訣について書いてきましたが、マインドフルネス瞑想は日常の様々なことに応用が可能ですので、ぜひマインドフルネス瞑想を実践し続けることで、これまで気づかなかった多くのことに気づいていってください。
瞑想が生命力を高めるのに効果的な理由
当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べていますが、今回は「瞑想が生命力を高めるのに効果的な理由」について書いていきたいと思います。
ちなみに前々回の記事では「現代人にとって瞑想が必要な理由」について、前回の記事では「マインドフルネス瞑想の方法」について書きました。
今回はなぜ瞑想の効果は生命力を高めるのかについてですが、そもそも「生命力を高める」とはどういうことでしょうか?
当ブログでは「生命力を高める」とは、<わたし>という存在を構成している、およそ60兆個の細胞がイキイキとし、新陳代謝がスムーズに行われることだと考えています。
そして、そのことが生きていること自体が気持ちよいと感じられるような毎日を過ごすことにつながってくるのです。
また、そのためには、細胞内に生息しているミトコンドリアを中心に、酵素や腸内フローラの存在が重要になってきます。
反対に、もしミトコンドリアの元気がなくなったり、偏った食生活で酵素の働きを助けるビタミンやミネラルが不足したり、腸内細菌のバランスが乱れ、腸内フローラ(腸内細菌叢)の状態が悪化したりすると、新陳代謝が鈍ることでからだの調子は悪くなってしまいます。
そもそも新陳代謝とは?
ところで、普段私たちの身体を形作っているおよそ60兆個の細胞は、新陳代謝が行なわれることで常に作り換えられています。
特に新陳代謝が活発に行われるのは睡眠中ですが、実は、瞑想を行なうことも新陳代謝を促すのに有効なのです。
この新陳代謝(リモデリング)については、医学博士の西原克成氏が『免疫力を高める生活』のなかで、以下のように述べています。
ヒトの成体は、約六〇兆個の細胞で成り立っています。
かなり大ざっぱな言い方をすると、この六〇兆個の細胞が、それぞれ定められた速度で成長し、寿命がくると細胞分裂という形で二つに分かれ、一日に約一兆個の割合でつくり換えられています。
脳の神経細胞のように多数の枝を出したりする、極めて複雑な形をしている細胞は、それぞれのパーツが建物全体を修理していくようにリモデリングされます。
ということは、ほぼ六〇日で私たちの全身の細胞が新たに再生されていることになります。(より正確に言うと、臓器によって細胞の生まれ変わる周期が多少違い、骨は最長で九〇日間だと言われています)。
新陳代謝とは、まさにこの細胞のリニューアル、生まれ変わりのことです。
細胞がリニューアルするためには、栄養と酸素が欠かせません。(西原克成『免疫力を高める生活』p177)
瞑想は新陳代謝を促す
さらに瞑想に関しては、以下のように述べています。
睡眠中や瞑想中には、大脳新皮質のニューロンのミトコンドリアからα波が発生します。これは、ニューロンから発する錐体路神経系のインパルスがオフになり、ニューロン自身の新陳代謝のためのスイッチがオンになっていることを意味します。
したがって、瞑想にも睡眠と同じような細胞疲労の回復力があるのです。このとき、必ず頭を空っぽにするのがポイントです。
なぜなら、頭のなかであれこれ考えていると、大脳新皮質の神経細胞が活発に働いて骨格筋システムが作動してしまいますから。背中の筋肉がこってきて新陳代謝が妨げられるからです。筋肉がこると余分な力が入って血圧も上昇し、脳も内臓も疲労します。
反対に、たとえ眠らなくても、無念無想の瞑想状態になれば、筋肉もこらずにリモデリングされます。
このように、細胞の新陳代謝には、骨休めによる重力の解除と、大脳新皮質の筋肉支配の回路の解除という二重のオフ、すなわち、心身のリラクセーションが必要です。
(西原克成『免疫力を高める生活』p128~129)
西原克成氏がこのように述べている通り、頭を空っぽにし、リラックスしながら瞑想を行うことは、睡眠と同じような疲労回復効果が与えられると共に、細胞の新陳代謝も促されると考えられるのです。
冒頭で「生命力を高める」とは細胞がイキイキとし、新陳代謝がスムーズに行われることだと書きましたが、その細胞の新陳代謝に対して、瞑想は効果的に働きかけるのです。
しかし、新陳代謝を活発になるくらいの瞑想を行うには、頭で余計なことを考えるのを止め、頭を空っぽにしていかなければなりません。
瞑想のポイントは、頭のなかを空っぽにして、世界のあるがままをあるがままに感じること。
初めて瞑想を行なうのにオススメなマインドフルネス瞑想
しかし最初から頭を空っぽにしようとしても、瞑想に慣れないうちは、しばらくすると、頭に様々な雑念が浮かんできてしまいます。
そのため、瞑想によって睡眠と同じようなリラクゼーション効果を得られるようになるためには、毎日、地道に瞑想を行なうことによって、頭を空っぽにする時間を長く維持できるようトレーニングしていく必要があります。
そして、そのために有効な瞑想法が、前回の記事で取り上げた「マインドフルネス瞑想」なのです。
マインドフルネス瞑想の方法とは?
当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べていますが、今回は「マインドフルネス瞑想の方法」について書いていきたいと思います。
マインドフルネス瞑想は、いつ、どこででも、簡単に出来るのが特徴です。
またマインドフルネス瞑想といっても、大げさなものではありません。
普段から私たちは知らないうちにマインドフルネス瞑想を行なっていることがあります。それはどういう時かといえば、無我夢中になって、余計な雑念が入りこむ隙間がないほど、物事に気持ちよく集中している時です。
そのため、初めてマインドフルネス瞑想を始めるのに、特別な資格は必要ありません。
さらに、マインドフルネス瞑想は、気づきを入れながら瞑想を深めていくことで、感覚に没入することなく、常に対象化していくため、自分を見失うという危険性はありません。
したがって、マインドフルネス瞑想は瞑想に不安を感じる方でも安心して始めることができます。
しかも、マインドフルネス瞑想を続けることで培った技術は、日常生活のなかの仕事や人間関係に応用できるので、マインドフルネス瞑想を始めてみることは、自分にとってプラスに働きます。
ちなみにマインドフルネス瞑想の主な効果としては、以下が挙げられます。
マインドフルネス瞑想の主な効果
- 生命力アップ
- 免疫力アップ
- 集中力アップ
- 洞察力アップ
- ストレス解消
- 疲労回復
次にマインドフルネス瞑想の方法についてですが、初心者の方が始める際、マインドフルネス瞑想のやり方のポイントとしては、以下が挙げられます。
マインドフルネス瞑想のやり方のポイント
- 身体の力を抜いて楽な気持ちになる(リラックスする)。
- 気持ちよく背筋を伸ばす(気の通りを良くする)。
- 深い呼吸を心がける(吸う息よりも吐く息を長く)。
- 現在の時間を実況中継する。
- 判断を中立にする(心をニュートラルにする)。
- 雑念にとらわれたらサティ(気づき)の言葉を入れる。
- 瞑想のための時間をしっかりと取る。
身体の力を抜いて楽な気持ちになる
マインドフルネス瞑想を始める時は、まず、心地よい姿勢になり、体の力を抜いて気持ちを楽にします。
特にストレスを感じることが多い日常を送っていると、表情が険しくなり、呼吸は浅く、こめかみのあたりに余計な力が入っていることが多いので、体だけではなく、頭部の辺りの力も抜いてリラックスしていきましょう。
ちなみにマインドフルネス瞑想は座っていても寝ていても出来ますが、初めての場合は、座り心地の良い椅子に座ったり、楽な胡坐(あぐら)の姿勢になって始めてみると行いやすいです。
気持ちよく背筋を伸ばす
また、座って瞑想を始める時は、だらしなく座るのではなく、猫背にならないよう気持ちよく背筋を伸ばすことが大切です。
なぜなら、背すじを伸ばさないと、呼吸をした際に、気の通りが悪くなるからです。
背すじを気持ちよく伸ばし、心地よい呼吸を行うと、身体の調子は良くなりますし、心もリフレッシュしていき、気持ちも前向きになります。
深い呼吸を心がける
姿勢が整ったら、マインドフルネス瞑想を始めていきますが、まず大事なのは深い呼吸です。
最初のうちは目を閉じ、無理に「正しく呼吸しなくちゃ」と焦らず、リラックスを心がけて気持ちよく行うことが大切になってきます。
ちなみに呼吸は吸うことも吐くこともどちらも大事ですが、吐くほうの時間を長めにすることがよりリラックスする秘訣です。
最初は難しい呼吸法にチャレンジせず、腹式呼吸を行うよう心がけると、息の出し入れを深めやすいと思われます。
息を吸ってお腹をふくらましたら、息を長く吐き続けます。するとお腹がへこんでいき、全部吐ききってしまうと、スッと自然に空気が鼻から入ってきます。
その時にお腹もまた、空気が入ってくることでふくらみます。その作用を利用してゆったりと軽く息を吸ったら、また、息を全部出し切るまでゆっくり吐き続けます。
吸う方は基本的に鼻で行い、吐く方は口で行うと、より呼気(吐く息)を多く吐き出すことが出来ます。
その時は、口をすぼめるようにして息を少しずつ遠くまで吐き出すようにすると、長い時間吐き続けることが出来ます。
現在の時間を実況中継する
しばらくの間、深い呼吸でリラックスしながら気息の流れを観察していきます。
ゆったりと呼吸したくても、頭の中に様々な想念や雑念が浮かんできてしまう場合は、呼吸の流れを実況中継してみることがオススメです。
息を吸う際に、空気が鼻腔のあたりを通り抜けていくのを感じながら、「吸います、吸います、吸います」、また、吐く息を感じながら、「吐きます、吐きます、吐きます」と実況中継すると、現在の時間に集中しやすくなります。
もし、だんだん気が散ってきたら、今度はお腹に手を当てて、その感覚をもとにして「ふくらみ、ふくらみ、ふくらみ」、「ちぢみ、ちぢみ、ちぢみ」と実況中継してみます。
判断を中立にする
マインドフルネス瞑想をする目的のひとつは、自分の価値判断を一度、中立にすることだと言えます。
これはどういうことかといえば、普段、私たちは物事に対して、「好き/嫌い」「良い/悪い」などと、二分法的思考で価値判断してしまっています。
しかし、マインドフルネス瞑想をしている間だけは、自分の主観から離れ、頭のなかを一度リセットし、<世界>のあるがままの姿をあるがままに感じたり、観察したりするようにしてみてください。
そして、これまで気づかなかった様々なことに気づいていってください。
雑念にとらわれたらサティ(気づきの言葉)を入れる
しばらく呼吸を観察し、慣れてきたら、今度は視覚や聴覚など、五感で捉えられる様々な感覚をあるがままに感じてみましょう。
心をニュートラルにすると、音、匂い、色や光などが、これまでとは違った姿で現れてきます。
そして、ここでも「好き/嫌い」などと価値判断せず、水の音を感じたら、「水、水、水」、花の香りを感じたら、「花、花、花」など、サティ(気づきの言葉)を入れて、実況中継することで、再び主観に入るのを避けましょう。
しかし、マインドフルネス瞑想を始めても、最初のうちは、すぐに雑念が浮かんできてしまいます。
特に嫌な出来事に直面した後では、そのことばかりが、頭に浮かんできてしまいます。
そのような時は、「雑念、雑念、雑念」というサティを入れて、自分が雑念にとらわれていることに早めに気づくようにします。
また、過去のイヤな記憶や他人の不愉快な言動を思い出してイライラしてしまった時は、そのイライラにのみ込まれてしまうのではなく、苛々してしまっている自分に気づき、その苛々している自分を、少し離れた場所から眺めるようにして、対象化してみましょう。
雑念にとらわれるのは当たり前
しかし、雑念にとらわれるのは当たり前ですので、もし瞑想がなかなかうまくいかなくても、最初のうちは訓練だと思って、そのことで不必要に自分を責めたりしないでください。
それに加え、マインドフルネス瞑想をしている間に、過去の失敗や苦い思い出などが甦ってきても、その記憶を悪者扱いしたり、自分のせいにしたりすることで、自分にダメージを与えることは避けてください。
なぜなら、マインドフルネス瞑想を行う目的のひとつは、マイナスイメージの自分を否定せず、そのマイナスイメージの自分も、自分の一部として受け入れてあげられるようになることでもあるからです。
瞑想のための時間をしっかりととる
最後に、瞑想の効果をきちんと味わうための秘訣として、瞑想のための時間をしっかりと取ることを挙げてみます。
何かの作業をしながら瞑想用のBGMを聴いて瞑想したつもりになったとしても、瞑想の効果は半減してしまいます。
そのため、瞑想をする時は、瞑想のための時間をきちんと確保して、仕事や勉強のことなどは、その間は一切考えずに瞑想に取り組む姿勢が大切になってきます。
マインドフルネス瞑想は地道に続けることが大切
以上、マインドフルネス瞑想の方法について最低限のことを書いてきましたが、マインドフルネス瞑想はいきなりうまくやろうとすることにそれほど意味はないように感じます。
それよりも、毎日瞑想のための時間を確保し、地道に少しずつ行うことで、意識が過去や未来だけではなく、現在の瞬間に向かうようトレーニングすることが重要なのです。
つまり、マインドフルネス瞑想とは、自分の心を拡張していく訓練なのです。
マインドフルネス瞑想を途中であきらめずに、毎日続けていくと、これまでの世界が違って見えるようになってきます。
そして、これまで気づくことができなかった世界の豊饒さにも気づけるようになります。
なお、マインドフルネス瞑想についてより詳しく知りたい方は、マインドフルネス瞑想の入門書や上座仏教に伝わるヴィッパサナー瞑想の方法について書かれた本が何冊も出版されていますので、参考までに何冊か読んでみることをオススメします。
しかし、マインドフルネス瞑想はあくまで実践あるのみです。
また、マインドフルネス瞑想用に以下の動画を制作いたしましたので、よろしければ、気づきのトレーニングにご利用ください。
リラックス・ストレス解消・アトピー改善のためのマインドフルネス瞑想用音源です。
この音源にはソルフェジオ周波数をはじめとして、数種類の波の音や森の音、倍音など様々な音が入っています。
瞑想初心者の方のための、この音源の使い方
まずは青空をイメージして、頭の中を空にします。
次に深い呼吸をし、呼吸や身体の感覚をあるがままに感じながら、身体やこめかみのあたりの力を抜き、リラックスしていきます。
そして、それに慣れてきたら、この音源に含まれているいろいろな音に気づいたり、観察したり、感じたりしてみてください。
もし、途中で頭に悩み事や過去のイヤな記憶などが浮かんで来たら、そこで自分を責めたりせず、雑念、雑念、雑念とラベリングすることで雑念をなるべく早く振り払い、再び息や音の観察に戻っていってください。約30分を目安に瞑想を続けてみると、次第にその効果が感じられるようになります。
ちなみに瞑想の効果としては、生命力アップ、免疫力アップ、集中力アップ、洞察力アップ、ストレス解消、疲労回復、美肌効果、うつ症状の軽減、アトピー性皮膚炎の改善などが挙げられます。
ぜひ、この動画を使って、現在の瞬間に気づく「マインドフルネス瞑想」を始めてみてください。
現代人にとって瞑想が必要な理由
当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べています。前回、「頭を「空」にして呼吸と瞑想することがストレス解消に効果的なわけ」について書きましたが、今回は「現代人にとって瞑想が必要な理由」について述べていきたいと思います。
近頃、瞑想のちからがストレスを軽減するとして、テレビや雑誌などで取り上げられる機会が多くなりました。
また、Googleがマインドフルネス瞑想を導入することで成果を上げていることはよく知られています。
では、現代人にとって瞑想は必要なのでしょうか?
もし必要だとしたら、その理由は何なのでしょうか?
その答えが、アルボムッレ・スマナサーラ長老の『現代人のための瞑想法』のなかで書かれていますので、引用してみたいと思います。
「忙しい」と思うときは、頭のなかで現在のことではなくて、将来のことがからむのです。いつでも、現在のことではなくて、過去や将来のことを考えてしまう、これはすべての人間がやっていることです。過去のことを考えると悩んでしまうし、将来のことを考えると、ものすごく忙しくなったりして、緊張感が生まれてイライラします。それで、現在に失敗します。嫌な人間になってしまいます。
(中略)
現在に生きるということは、ものすごくトレーニングしなくてはできません。なぜなら、我々は現在に生きていないことにトレーニングを積んでいるからです。みんな、将来に生きる、過去に生きるというトレーニングを積んでしまっています。みんな妄想家で、現実家ではないのです。(アルボムッレ・スマナサーラ『現代人のための瞑想法』 p64~65)
瞑想とは現在の瞬間を感じるためのトレーニング
テーラワーダ仏教のスマナサーラ長老は、このように述べていますが、瞑想とは、特定の宗教にコミットメントすることではなく、心が現在の瞬間を感じるよう、トレーニングすることなのだと言えるのです。
前回の記事でも、ストレスで生命力が低下したら、とりあえず、頭を空っぽにして深呼吸して青空を観察することをオススメしましたが、思考が過去や未来へ向かっているのを一旦ストップして、意識を現在に戻してあげることは、非常に大切なことなのです。
ちなみに当ブログでいう「瞑想」とは、現在の瞬間に集中して観察するマインドフルネス瞑想やヴィパッサナー瞑想のことであり、最初から頭を無にして、目の前の事物と一体化して恍惚とするといったたぐいのことではありません。
いきなり頭の中を無にするというのは難しいですし、頭のなかを空っぽにして目の前の風景を眺めていても、気がつくと、過去に起きた様々な出来事に想いを巡らせてしまっているのが普通です。
しかし、瞑想を毎日行うと、少しずつ、現在の瞬間に意識が向くようになります。
そして、だんだんこれまで気づかなかったこと、例えば世界が豊饒であることに気づけるようになります。
つまり、瞑想とは、自分の心を成長させるためのトレーニングなのです。
ほんの少しでも頭を「空」にして呼吸と瞑想することがストレス解消に効果的なわけ
当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べていますが、今回は「頭を「空」にして呼吸と瞑想することがストレス解消に効果的なわけ」について書いていきたいと思います。
毎日、あまりにも忙しい毎日を送り続けたり、過度のストレスを感じ続けたりして、疲労が溜まり過ぎると、だんだん生命力が低下していきますし、免疫力も低下して風邪など引きやすくなってしまいます。
そして、生きているのが何となく苦しくなる状態、すなわち、息苦しさ(生き苦しさ)を感じるようにもなってしまいます。
そういう時は、脳を使いすぎることで、様々なことを考えすぎてしまっている可能性があるので、一度、頭の中をリセットしてみることをオススメします。
しかし、何も考えないでぼーっとするのも良いかもしれませんが、ただ何となくぼーっとすると、いつの間にか気づかないうちに、余計なことをくよくよと考えてしまっている場合があります。
要するに、意識が現在(いま)の瞬間に向かず、過去や未来の方へ向いてしまっているのです。
そして、その過去や未来のほうばかりに意識が向くことが、頭が疲れてしまう原因でもあるのです。
ストレスで頭が疲れている時は「空」を感じることが大切
では、そういう時にどうすれば良いのかといえば、「空」を感じて瞑想してみることをオススメします。
簡単に言えば、何も考えず頭をからっぽにし、青空を見上げるのです。
もし、夜だったら夜空を見上げるのです。
もし、空が曇っていたり、屋内にいたりしたら、澄み切った青空や星や満天の星空をイメージするだけでも大丈夫です。
そして、ゆったりとした深い呼吸を心がけて、だんだんリラックスしていってください。
無理に焦らないで、自分が気持ちよいと感じるような呼吸のペースを続けていってください。
また、心に溜まったモヤモヤや邪気、どす黒い感情などを吐き出すつもりで、吐く息を長くしてみるのもお勧めです。
瞑想の基本は世界のあるがままを観察すること
ちなみに息を吸う時は、必ず鼻から行い、吐く時は、鼻でも口でも、その時に自分が呼吸しやすい方を選んでみてください。
息を全部吐き切ってしまうと、今度は自然にスッと空気が鼻から入ってきます。
少しの間でも、仕事や人間関係の悩みなどを忘れ、頭を空っぽにして、空を眺めてみてください。
そして、頭を空っぽにして、空のあるがままを観察するようにしてみてください。
深い呼吸を心がけてリラックスしながら、世界のあるがままの姿をあるがままに観察すること、これが瞑想の基本です。
瞑想というと、どこか敬遠してしまう方は多いかもしれませんが、忙しくて疲れが溜まっている時に、あえてほんの少しでも頭を「空」にして呼吸と瞑想をしてみることは、ストレスの解消に非常に効果的です。
また、瞑想は今すぐどこででも出来ます。
ノニジュースが生命力を高めるのにおすすめなわけ
当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べていますが、今回は「ノニジュースが生命力を高めるのにおすすめなわけ」について述べていきたいと思います。
ちなみに前回はサジージュースについての記事を書きましたが、サジー同様、ノニにも様々な栄養素が含まれています。
ところでノニとは、熱帯、亜熱帯の地域に広く自生するアカネ科の常緑小高木で、非常に生命力が強く、ポリネシア地域では古くから伝承薬として用いられてきました。
南太平洋の島では、ノニは学名を「モリンダシトリフォリア」といい、「ミラクルフルーツ」「ハーブの女王」などとも称され、葉、根、樹皮の全てが民間療法の万能薬として、重宝されています。
そのノニの果汁にはビタミン類やミネラル類、アミノ酸など、様々な栄養素が含まれています。
特にビタミン類やミネラル類は酵素を助ける役割があるため、細胞の新陳代謝を活発にして、からだを元気にしてくれると考えられます。
また、プロキセロニン、スコポレチン、モリンジン、テルペン、ダムナカンタール、イリドイドといった珍しい有用成分が含まれています。
中でもダムナカンタールには強力な抗がん作用があるとされており、スコポチレン、プロキセロニン、モリンジンといった有効成分には抗アレルギー作用や抗炎症作用があるといわれています。
実際、旭丘光志氏の『毒出しフルーツノニ効果』(実業之日本社)や橋爪勝氏の『医者がすすめるノニジュースで万病を治す超免疫力』(ビジネス社)を読むと、ノニががんやアトピー、糖尿病などに効いたという実例が示されていますが、生命力が強いノニが万病の予防と改善に効果的な理由は、様々な栄養素や有効成分が協同して働くからだと思われます。
ノニジュースのおすすめは?
生命力が強いノニの栄養効果を普段の生活に採り入れる場合は、ノニジュースから摂取するのが非常に効果的です。
この記事でまずおすすめしたいノニジュースはハンズトレーディングが販売しているハンズノニです。
ハンズトレーディングが販売しているノニジュース「ハンズノニ」は、ポリネシア地方(ハワイ、ニュージランド、イースター島を結んだ地域)の中でも、特に古来からの文化や自然を大切にしているクックアイランドで収穫されたノニを原料としています。
また、ハンズノニは安心安全で高品質なだけではなく、価格も手頃であるため、ノニを初めて試す場合に非常におすすめです。
ちなみにクセがあるノニジュースの味にどうしても慣れないという方は、グレープジュースなどで割って飲むと非常に飲みやすくなります(私も野菜ジュースで割って飲んでいます)。
「ノニプラス酵素」も生命力を高めるのにおすすめ
また翰慈堂が販売している「ノニプラス酵素」も酵素と腸内環境の改善によって生命力を高めるのにおすすめです。
翰慈堂のノニプラス酵素は、野菜・きのこ類、果実類など、96種類の素材を2~3年の歳月をかけてじっくり熟成・発酵させた酵素ドリンクです。
以前、「越後の龍」という酵素ドリンクを紹介したことがありましたが、酵素ドリンクは酵素の補充というよりも、腸内環境や腸内フローラの改善に高い効果を発揮してくれるのです。
また、ノニプラス酵素は酵素ドリンクに有機JAS認定、無農薬・無添加のノニが加えられています。
つまり、ノニと、腸内環境の改善に効果的な酵素ドリンクが融合した翰慈堂のノニプラス酵素は、飲むだけで、腸内環境の改善と、補酵素・補助因子としてのビタミン・ミネラルの補充が同時できるのです。
さらにそこに様々な有効成分が含まれたノニの栄養効果も加わるため、翰慈堂のノニプラス酵素の健康効果は測り知れないと思われます。
今までにない酵素ドリンク!伝統酵素にノニ酵素をプラス『ノニプラス酵素』
サジージュースが生命力を高めるのにおすすめなわけ
当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べていますが、今回は「サジージュースが生命力を高めるのにおすすめなわけ」について述べていきたいと思います。
ではなぜサジージュースが生命力を高めるのにおすすめなのでしょうか?
その理由は、サジーには、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、不飽和脂肪酸、ポリフェノール、SOD酵素、有機酸、植物ステロール、食物繊維など、200種類以上もの栄養素が含まれているとされているからです。
そのため、サジージュースを飲むだけでからだにとって必要な栄養素のほとんどが一度に摂れてしまうのです。
特にビタミン類やミネラル類は、酵素の働きを助ける役割があるため、細胞の新陳代謝を活発にするために必要不可欠です。
またビタミンA・ビタミンC・ビタミンEといった抗酸化作用があるビタミン「ACE」も豊富に含まれています。
特にサジーにはビタミンCが非常に多く含まれているのですが、ビタミンCは「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」といった副腎が分泌する抗ストレスホルモンの合成に関わっているため、普段からストレスを感じることが多い人ほど、こまめなビタミンCの補給が必要になります。
それに加えて、ステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)であるコルチゾールの合成の際にも必要になるため、アトピー性皮膚炎に悩まされている方にも、ビタミンCの摂取は必要です。
そもそもサジーとは?
ちなみにサジー(沙棘・シーバックソーン)とは、ユーラシア大陸原産のグミ科の植物のことで、小豆ほどの小さな果実は、種類によって黄色、オレンジ色、赤色をしています。
サジーの木は中国の高山地帯やロシア、モンゴルをはじめとする、夏は暑く冬は寒い厳しい気候で生育します。
また、サジーは7千万年から2億年も昔から、地球上に生育している、歴史ある植物だとされており、ギリシャ神話やインドの伝統医学アーユルーヴェーダのなかでも言及されています。
サジージュースのおすすめは?
サジージュースに期待できる効果・効能は以下の通りです。
サジーの豊富な栄養素を日頃から効率的に採り入れるには、サジージュースがおすすめなのですが、サジージュースは輸入品が多いため、市場に出回っているものを購入する場合は、残留農薬や添加物などに注意して選ぶことが必要になってきます。
この記事でオススメしたいサジージュースはハンズトレーディングの「ハンズ沙棘」とフィネスの黄酸汁 豊潤サジーです。
どちらのサジージュースも安心・安全であるうえ、低価格でのトライアルが可能になっているため、初めてサジーを試してみたい方にお勧めすることができます。
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