生命力を高める生活~腸内フローラ・酵素・ミトコンドリア~

主に腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアで生命力を高める方法について書いています。

ビタミンCがストレスに打ち勝つために必要な理由とは?

当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べていますが、今回の記事では「ビタミンCがストレスに打ち勝つために必要な理由」もしくは「ビタミンCがストレス社会を生き抜くために必要なわけ」について述べてみたいと思います。

 

ビタミンCがストレス社会を生き抜くために必要なわけ

 

「ビタミン」というと、ビタミンAやビタミンEよりも、真っ先に「ビタミンC」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

この「ビタミンC」がなぜ、「ストレス」に打ち克ち、ストレスフルな現代社会を生き抜くことと関係しているのでしょうか?

 

その理由はビタミンCは、「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」といった抗ストレスホルモンの合成に関わっているからです。

怒りを感じたり、危険を察知してドキドキしたりする時によく出るとされる「アドレナリン」の名前はよく耳にすると思いますが、この「アドレナリン」は、ストレスを感じる度に分泌されるのです。

 

このアドレナリンには、交感神経系を刺激し、血圧や心拍数、血糖値を上昇させたり、精神を興奮させて筋肉を増強し、運動能力を高めたりする作用があります。

 

つまり「アドレナリン」は生物が脅威に直面した際に、「闘争」や「逃走」といった危険回避のために分泌されるホルモンだと考えられるのです。

また「ノルアドレナリン」は「アドレナリン」の前駆物質です。この「ノルアドレナリン」もやる気や集中力に関わってきます。

ビタミンCの摂取はストレスを感じることが多い人こそ必要

その「ノルアドレナリン」は、報酬系に関わる神経伝達物質ドーパミン」から作られるのですが、合成の際に必要になるのが「ビタミンC」と銅なのです。

そのため、ストレスを感じることが多い方は、その度にアドレナリンが分泌されるため、ビタミンCが不足しがちになるのです。

またビタミンCの不足によって「ノルアドレナリン」と「アドレナリン」が作られにくくなると、やる気や集中力が低下してしまうため、「うつ」などの症状も起こりやすくなると言われています。

 

ノルアドレナリン」と「アドレナリン」は増えすぎると自己を制御することが難しくなるとされているため、闇雲に分泌量を増やせばよいというわけではありませんが、ストレスに負けない生活を送るためには、きちんと適量が分泌されることが大切です。

 

ストレスで目減りするビタミンCは体内では作られない

したがって、ストレスを感じることが多い人ほど、ビタミンCを多く摂らなければならないのですが、残念なことにビタミンCはヒトの体内では作られないのです。ちなみに私たちの腸内において腸内フローラを構成している腸内細菌も、ビタミンB群は作れるのですが、ビタミンCは作ることが出来ません。

 

そのため、ストレス過多だと感じた場合、生命力を低下させないためにも、こまめにビタミンCを補給することをおすすめします。

 

これらストレスとビタミンCのことに関して、溝口徹氏は『「うつ」は食べ物が原因だった!』のなかで、「ストレス社会の救世主・ビタミンC」として、以下のように述べています。

 

 心的に受けるストレス、環境から受けるストレスなど、どのようなケースでも、ストレスを受けていることは、栄養素が消耗されているのだということにほかならないが、案外それを意識していない人が多いのではないか。ストレス社会といわれる現代においては、日々社会生活を送るなかで栄養素がどんどん目減りしてしまうのである。

 しかし、そのようなストレスに対し、対抗するための栄養素もある。その筆頭にあげられるのは、(略)ビタミンCだ。

 

 イチゴを一日に8個食べれば、必要なビタミンCが摂れる、などと最近ではいわれているようだが、日常的にストレスを受けていれば、当然そんな量ではまかないきれない。

 では、どのようにして摂るべきか。ビタミンCは水溶性で、身体に蓄積されない、つまり、どれほど多く摂っても、尿として排泄されてしまうから、多量のビタミンCを摂っても意味はない、と考えている人は多い。

 

 しかしじつは、ビタミンCは体内の臓器によっては高濃度に含まれており、必要量が増えたときのために貯蔵されているのである。その機能を担っている臓器のひとつが副腎である。副腎では、かなりの高濃度でビタミンCをため込んでおくことができる。ストレスをはね返すホルモンをつくり出す副腎は、ビタミンCを待ち望んでいる。このストレス社会に打ち克つためには、身体にビタミンCをつぎ込む努力を惜しまないでいただきたい。(溝口徹『「うつ」は食べ物が原因だった!』p163~164)

 

ビタミンCの効果的な摂取はサプリメントかL-アスコルビン酸

また、溝口氏はビタミンCを摂るポイントとして、「一度にビタミンCを摂るのではなく、回数を増やして摂ることだ」と述べています。

このようにビタミンCは副腎に溜め込むことができるそうなので、ビタミンCを普段から摂るようにすることは、生命力を高めてストレス社会を生き抜くために有効なのです。

それに加え、ビタミンCの摂取は副腎疲労の改善にも必要です。

 

ちなみに、ストレス対策のためにビタミンCを効果的に摂取するには、粉末のかたちで売られているL-アスコルビン酸がおすすめです。

 

アスコルビン酸

 

こちらを水や飲料などに溶かして飲むことは、ビタミンCの補給方法として効果的です。

 

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