読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

生命力を高める生活~腸内フローラ・酵素・ミトコンドリア~

主に腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアで生命力を高める方法について書いています。

砂糖や人工甘味料をやめる糖質制限がうつを予防・緩和する理由とは?

糖質制限 うつの予防・緩和

当ブログでは、腸内フローラ・酵素・ミトコンドリアによって生命力を高める方法について述べています。

前回の記事では腸内フローラの改善がうつの症状を予防・緩和するということについて述べましたが、それに加えて、砂糖や人工甘味料を極力控えるようにする「糖質制限」も、うつの症状を緩和・予防するためには必要になってきます。

「うつ」を考える時、なぜ砂糖や人工甘味料が問題になるのかといえば、これらの糖質は血糖値を乱高下させ、不安定にさせるからです。

 

  血糖値をうまくコントロールできない状況、言い換えれば、血糖値の上がり下がりが激しい状況を血糖代謝異常(低血糖症)と呼んでいる。血糖代謝異常のおもな症状は、朝起きられない、強い疲労感、気分の落ち込み(うつ症状)、気分のコントロールがきかない、集中力の欠如、物忘れがひどい、イライラ、突然の怒り(キレる)、めまい、ふらつき、悪夢、夢遊病、眠っている間に話す、不安、恐れ、震えなどである。(生田哲『食べ物を変えれば脳が変わる』p120

 

さらに薬学博士の生田哲氏は『砂糖をやめればうつにならない』の中で、以下のように述べています。

 

 砂糖や砂糖のように高度に精製されたカーボは、脳内の伝達物質に働きかけるばかりでなく、血糖に大きな影響をおよぼします。甘いものを食べると伝達物質レベ ルと血糖がいっしょに上がり、一時的な陶酔感や快感が得られますが、つぎに、両方とも下がります。こうして気分が落ち込み、元気がなくなります。これがうつです。(生田哲『砂糖をやめればうつにならない』p103

 だからといって、甘いものを食べたすべての人がうつになるわけではありません。血糖の低下によってうつになるのは限られた人なのです。ある人は砂糖にとても 敏感で、わずかの砂糖を摂取するだけで気分が大きく変動します。砂糖にとても敏感な人が砂糖を食べると、低血糖になります。低血糖は、マイナス感情、短気、不安、恐れ、うつを引き起こします。さらに血糖が下がると、ある人は、世を悲観して自殺を考えるようになります。(生田哲『砂糖をやめればうつにならない』p103

 

砂糖をやめればうつにならない

低血糖」がうつを引き起こす理由とは?

生田哲氏は『砂糖をやめればうつにならない』のなかで、「低血糖は、マイナス感情、短期、不安、恐れ、うつを引き起こします」と述べていますが、実はこの低血糖「うつ」の一つの原因であるという説については、『「うつ」は食べ物が原因だった!』の著者、溝口徹氏も、以下のように述べており、非常に興味深いと思われます。

 

 ただし、低血糖症というのは、血糖値が低くなることだけが問題になるのではない。上がったり下がったりを繰り返したり、低い値で推移していくという状態もある。インスリンの分泌が正常なかたちから著しく逸脱する人もいるなど、人によってあらわれ方はさまざまだが、一日を通して、安定した血糖値を維持することが困難になることによって、身体や心に起こってくるさまざまな症状が、問題になる病気なのである。(「うつ」は食べ物が原因だった!』p111~112

 

 血糖値の安定が維持できないと、当然、脳に送られるブドウ糖も安定しない。脳にとっては一大事だ。そこで、血糖値が上がればインスリンが放出されるように、血糖値が下がりすぎれば、それに対応してさまざまなホルモンが動く。血糖値が下げるホルモンはインスリン一種類しかないが、上げるホルモンは多数存在していて、それらがさかんに働き出すわけだ。(「うつ」は食べ物が原因だった!』p112

 

 どういったホルモンが優位に出てくるかで、あらわれる症状は違うが、集中力がなくなったり、イライラや不安感が増したり、人によっては眠気をもよおしたり、手のしびれや動悸、頭痛を感じたり、筋肉がこわばったり……など、まさにうつと診断される症状が起こってくるのである。これが低血糖症である。(「うつ」は食べ物が原因だった!』p112~113

糖質制限と腸内フローラの改善がうつの症状を予防・緩和する

このように、白砂糖や人工甘味料などの糖質が、なぜいけないのかといえば、先程も述べたように、血糖値が乱高下することにより、精神的に不安定な状態をひき起こすからなのです。

そのため、うつの症状を予防したり緩和したりするために重要になってくるのは、血糖値を安定させるような糖質の摂り方だと考えられます。

特に生田哲氏は依存性が強い砂糖は「うつ、イライラ、不安、凶暴性といった脳への悪影響のほか、肥満、ニキビ、皮膚の老化などを引き起こ」すとして警鐘を鳴らしています。

また安価で使いやすいため、清涼飲料水などに多く含まれているブドウ糖果糖液糖は砂糖以上に健康に悪いとしています。

ところで、前回の記事では腸内フローラの改善がうつの症状を予防・緩和するということについて述べましたが、その理由は「腸脳相関」という言葉が示す通り、幸福ホルモン「セロトニン」の産生をはじめ、腸内フローラの状態と脳の健康は深くつながっていると考えられるからです。

そして、腸内フローラの改善と共に、砂糖やブドウ糖果糖液糖などを出来る範囲で避ける「糖質制限」を行っていくことも、うつの症状を予防・緩和するのに効果的だと考えられます。

また以前の記事で述べましたが、糖質制限はミトコンドリアを増やしたり元気にしたりするためにも有効です。

以上が、「砂糖や人工甘味料をやめる糖質制限がうつを予防・緩和する理由」についてですが、もちろん、この記事で「うつ」の原因の全てが「砂糖」や「腸内環境の悪化」であると主張したいのではありません。

ただ、私自身は、「うつ」の予防や症状緩和を考えていく際には、「カウンセリング」などによって心の領域にアプローチしていく他にも、これからは「糖質制限」や「腸内フローラの改善」といった視点を持ってみることも、大事だと思うのです。

 

Copyright © 2016 copyrights.生命力を高める生活 All Rights Reserved.